4月は「心の安全地帯」5月は「できるを育てる」として、新入社員の育成のテーマを 自走する人材へ 配信してきましたが、6月はどのような位置づけになるでしょうか?
私は『自律と自走の芽を育てる時期』だと考えております。
これまで受け身で動いていた新入社員が、自分で考え、自分から動く力を身につけて いく土台作りが求められます。
以下に6月の育成ポイントをまとめました。


【6月のキーワード】
・主体性
・内発的動機付け
・行動の意図と言語化
・振り返りと学びの自走化
・チームとの関わりの深化


【育成施策のポイント】
1.1on1では、どうしたい?なぜそう思った?を問いかけ、思考の言語化を促す
2.簡単な業務改善提案や気づきの共有など、発言の場を設ける
3.週報に「事実+気づき+次の行動」の形式を導入し、PDCAの定着を図る
4.先輩社員との同行から、部分的な業務任せへと移行し、裁量権を与える


【よくあるつまづきポイントと対応策】
・ミスを恐れて報告が遅れる→「未然報告」の価値を伝える
・言われたことしかやらない→小さな裁量の中で判断経験を積ませる
・モチベーション低下→一緒に成長の足跡を振り返る場をつくる
6月はまさに、これからの伸びしろを育てる時期です。放っておくと「受け身のクセ」 が定着してしまいますが、、丁寧に関われば、自律的に考え動く社員へと成長してい く重要な分岐点となります。
引き続き、計画的かつ意図的な育成を進めてまいりましょう!