アメリカのマーケットコンサルタントでもあるサイモン・シネックのゴールデンサークルという考え方を示しますが、これは影響力の高いリーダーはWhy、すなわち『なぜ、何のために』から発信しているというものです。
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ゴールデン・サークルの3つの要素
1.Why(なぜ)
自分たちが存在する理由や新年・会社や個人が情熱をもつ原動力・多くの成功した企業やリーダーはこのwhyを中心に据えて行動します。
2.How(どのように)
他と差別化するアプローチ・自社ならではの強みやプロセス
3.what(何を)
提供している製品やサービス・目に見える具体的な結果
一見単純そうですが、ほとんどの人がWhat『何を』、How『どうやって』に焦点を当てすぎ、Whyt『なぜ、何のために』が曖昧になるのです。私も昔、今期はこの商品が目玉なので、このように販売していこうなどとメンバーに言っていたのを思い出しますが、メンバーはなぜ?何のために…となっていたことでしょう。
Whyなぜ何のためにやるのか、ビジョンや想いをしっかり伝えて、メンバーに理解してもらったうえで巻き込んでいくのが真のリーダーです。これはマネージャーがチームのビジョン実現、メンバーのキャリアビジョンに向けた成長支援には欠かせない、最も重要な考え方の一つであると言われています。