2月10日、弊社研修室にてK工業様の幹部の皆様に対して戦略立案研修を実施させていただきました。K工業様とは2年ほど前から、役員の皆様をはじめ全社的な研修をさせていただいております。

今回は幹部の営業会議の前の少しの時間ではありましたが、ミッション、ビジョン、戦略等相互の関係や道筋の立て方の概要をご説明いたしました。特にBSC(バランススコアカード)を使った戦略立案は財務の視点だけではなく、4つの視点からバランス良く戦略を立てられる、わかりやすい手法です。

BSC(バランススコアカード)とは

BSCは、企業のビジョンや戦略を具体的な行動に落とし込み、業績を評価・管理するためのフレームワークです。財務指標だけではなく、非財務指標を取り入れることで、企業の長期的な成長を支援します。

BSCでの戦略立案のメリット

BSCを活用した戦略立案の最大のメリットは、財務・非財務のバランスをとりながら、企業全体で戦略を一貫して実行できることです。

従来の戦略立案は財務指標に偏りがちで、長期的な成長や組織の強化が後回しになることが多いです。しかし、BSCでは「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」の4つの視点を統合することで、短期的な成果と長期的な競争力の両立が可能になります。

例えば、ある企業が「利益率向上」を目標に掲げたとします。BSCを活用すると単にコスト削減を進めるだけではなく

顧客の視点:サービス品質を向上させ、リピート率を高める
業務プロセスの視点:業務の効率化を進め、無駄なコストを削減する
学習と成長の視点:従業員のスキル向上に投資し、生産性を高める

といった形で、多角的な施策を組み合わせ、持続的に利益を伸ばす戦略を立案できます。

BSCを使うことで、戦略を財務だけではなく組織全体の視点から設計でき、バランスの取れた成長と一貫した経営が実現できます。その結果、短期的な利益と長期的な競争力を両立できるのが大きなメリットです。